【これからブログを始める人へ】サイバーエージェント16年新卒の相次ぐブログ開設を応援したい件
僕の周りでブログを始めている人が増えているので、ブログの書き方やテーマの決め方など、書くためのヒントを入門編的にまとめてみました。
サイバーエージェントの16年新卒の方々が次々と「ブログ始めました」的なポストをしているようです。
僕もつい最近までサイバーエージェントに所属していたので、facebookのタイムラインにもちらほら流れてきました。
目にしただけでもこのくらいありました。
のりおの「ものづくり」ブログ
http://ameblo.jp/rio1281/
「顔採用とは言わせない」
https://dinosaur-zaki.amebaownd.com/posts/1780415
初めまして。私の上司を紹介します。(よっふぇいさん編)
http://ameblo.jp/asktkm0203/entry-12228943620.html
全身7000円以下!?しまむら×GUの通勤コーデ
http://ameblo.jp/maritas0/entry-12228193347.html
3年ぶりの!!!
http://ameblo.jp/yuka-nishizawa-miss/entry-12228144926.html
中途入社で新卒さんとはそこまで交流のない僕でもこれだけ流れてきたので、プロパーの方々のタイムラインにはもっと多くのポストが流れたんだと思います。
おそらく新人研修の一環として「実際にブログを投稿してみよう」みたいなカリキュラムがあったんでしょうね。
これ、すごい良いことですよね。自社のサービスをユーザーとして使うと見えるコトっていっぱいありますし。
僕も初心にかえって、そもそもブログってなんだっけ?ということを振り返りつつ、ブログの書き方を整理してみます。
サイバーエージェントで研修を受けている新卒さんや、これからブログを始める人にもためになる内容になればいいなあ。
ブログを書くことで何を学ぶべきか
まあ、本当に研修の一環なのかどうかもわからんのですがw
もし研修だったとしたら、アメブロでブログを書くことで学ぶべきことはなんでしょうか。
- アメブロと競合サービスとの違いは何か
- ユーザー目線でアメブロがどう見えているか
- どうやってマネタイズしているか
- ブログを書く人のモチベーションは何か
- 問題点・課題点は何か
- 改善アイデアの発想方法
- ブログを発信することのメリット・デメリットは何か
- ブログを読んだ人がどんなリアクションをするか
とか、こんな感じかと。
こういった自社サービスについて学ぶ研修はサイバーエージェントに限らず、多くの企業が取り組んでる内容だと思います。
では、実際にブログを書くにあたって何を意識したらいいんでしょうか。
金を稼ぐのか、自分を売り込むのか
ブログを書く(というかメディアを持つ)ことで、誰に何を伝えたいですか?ブログの目的をまず意識すると、迷わずに文章が書けます。
注意したいのは、webっぽい記事をマネっこで書くと大抵あとから恥ずかしくなるのでオススメしません(自戒の念、爆発)。
ブログで達成できる目的は大きく二つあります。
- お金を稼ぐ
- ブランディングする
(「3. 承認欲求の充足」もあるけど、研修とは関係なさそうなので割愛)
アメブロでお金を稼ぐこともできますが、アメブロはAdsenseとかの広告が貼れないので、一般人がブログでお金を稼ぎたい場合は別のブログサービスを使った方が良いです。
お金を稼ぐブログの書き方を知りたい人は、有名ブロガーのイケダハヤトさんの著書「武器としての書く技術」にノウハウがこれでもか!と詰まっているのでオススメ。
なので、研修としては何かをブランディングすることを目的にしてみるのが良さそうです。
ブログには「自分軸」のものと「それ以外」のものがあります。
「自分軸」はそのままの意味で、自分目線で書かれたブログのこと。
「それ以外」はなんでもいいんですが、例えば「霊が原因の肩こり解消方法」を軸に展開されるブログがあってもいいはずです。無いと思うけど。
見た限り新卒さんが書いているブログはみんな「自分軸」のブログのようです。
つまり、自分をブランディング(セルフブランディング)していくことを念頭に置きながら書いてみると筆の進みも良くなります。
セルフブランディングとは「自分のことをこう思ってほしい」と発信することです。あなたはブログを読んでもらった人にどう思ってもらいたいですか?
「自分軸」と「内輪ウケ」の区別
ここで気をつけたいのは、単純に「自分軸」だけのブログを作ってしまうと自分に興味のある人にしか読まれないブログになってしまうこと。
僕も思わずfacebookでつぶやいてしまったのですが、
内輪ウケ感が強すぎると、関係ない人がSNSなどであなたのブログに接触した時、広告よりも邪魔な存在になってしまいかねない。
内輪ウケほど面白いモノってこの世にないと思うのですが、逆に外野からするとそれほどつまらないものはないです。
自分軸ブログの頂点に芸能人・著名人ブログがありますが、これはすでにファンが一定数ついていて、その人の背景や物語を読者が知っているから成り立っているんです。
例えば海老蔵さんが
タイトル:朝はパン★
本文:うまし!(☝ ՞ਊ ՞)☝ウェーイ
だけ書いても死ぬほどPVが伸びますよね。でもそれと一般人とでは話が違いますw
もしあなたが自分軸だけの文章を発信したいのであれば、ブログやツイッターのようなオープンな場でなく、LINEやmixiなどのクローズドな場の方が良いです。
自分の色の付け方
自分軸ブログに広く興味を持ってもらう方法はいろいろありますが、手っ取り早いのはジャンルを決めることです。
ジャンルはなんでもOKです。サイバーエージェントの社員だと公言することも立派なジャンルになりますし、もちろん音楽・芸術・文化などでもOK。
ジャンルを決めると、そのジャンルに興味のある人にも読まれます。
冒頭で紹介した「のりおの「ものづくり」ブログ」なんかはすでにジャンルを「ものづくり」に決めています。
サイバーエージェントの社員が書くものづくりブログ、と言われると急に読みたくなりますよね。
注:イメージは男性ですが「のりお」さんは女性です
100万人に1人のブログを作る
さらにジャンルについて深掘りしてみます。
これは受け売りなのですが、元リクルートの藤原和博さんは100万人に1人の存在になる働き方を提唱しています。
簡単にいうと、100人に1人になれるジャンルを3つ掛け合わせると、100万人に1人の存在になれる。という考え方です。
藤原さんの本はめちゃくちゃ面白いのでオススメです。
同じことをキングコングの西野さんも著書「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」で語っています。
ではあなたにとって、100人に1人を目指せるジャンルってなんですか?
倍率の高いサイバーエージェントに新卒入社したことも、考え方によっては100人に1人とも言えます。
僕の友達に、忍者の格好で竹馬に乗って通学をしていた人がいました。間違いなく学校で一番の変わり者ですよね。ゴールデンタイムのテレビ番組にも取材されたとか。
そこまで変人になる必要があるかは謎ですが、100人に1人になることは無理なことではありません。
すぐに3つのジャンルを決める必要はないですが、自分にどんな適性があるか考えながらブログを書いてみると楽しいですよ。
終わりに
長々と書いてしまいましたが、ブログの書き方に正解なんてないので楽しんで書くことが一番です。
楽しくなかったらやめればいいし、逆に続けてれば良いこともあるはずです。
僕もまだまだブロガーとしてはヒヨッ子なので、楽しみながらより良いブログを作っていこうと思います。
寝て起きたらAdsenseの収益100万円になってますように〜(雑なオチ