ガチ禁酒して心身に起こった4つの変化


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先日ブログにも書いたように、近頃お酒を飲むと頭が痛くなっちゃうのもあって、1ヶ月ほど1滴もお酒を飲んでいません。

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東京に住んでいた頃は頭痛になろうとも薬漬けでムリヤリ飲んだりしていたので、このレベルの禁酒はかなり異例の話です。まあ、無職かつ田舎暮らしなのでお酒を飲む機会がそもそもあまりないんですが。

元来、大酒飲みだった僕がきっぱりお酒を断つなんてのはまあ珍しいことで、心身ともに様々な変化が起きていて面白いです。


体重が減った

諸説ありますが、お酒は太ります。直接的にも太るし、間接的にも太る。

お酒で太ってしまう理由はふたつあって、ひとつはビールや日本酒などの高カロリーな醸造酒を大量に飲むこと。もうひとつは、お酒を飲むことで食欲がバカになってひたすらにツマミを食べたり、シメにラーメンを食べちゃったりすることです。

ほぼ毎晩(時には昼から)お酒を飲んでいた僕にとって、禁酒することでこのような体たらくに陥ることがなくなったのは大きいです。朝昼晩のご飯は一般的な一人前でお腹が満たされるようになりました。

毎食お腹いっぱいまで食べていても、この1ヶ月で3キロほど落ちました。お酒を飲んじゃうことによる「プラスアルファ」のカロリーってやっぱり余分だったんですね。

スイーツが好きになった

これは自分でも超意外でした。よくある「甘いもの好き?」という質問には「好きだ」と答えていましたが、これは質問した人への配慮による回答でした。ホントはあまり興味なかった。だってこんな質問する人だいたい甘いもの好きでしょう。

今では、毎日ミスドに通い詰めています。僕の住んでる尾道にはしゃれたカフェが多いのですが、どうもしゃれた空間は僕の肌に合わないので、はじめは「仕方なく」ミスドを利用していました。しかし気づいてしまったんです。ミスドの美味しさは普通じゃない。今やポン・デ・リングとフレンチクルーラーの前では正気を保っていられないほどにミスドを愛しています。

#禁酒 してからというもの、 #ミスド が止まんないっす。 #スイーツ なんて興味なかったのに…

Taichi Kunoさん(@taichi_kuroshi)がシェアした投稿 –

禁酒の効能かどうかはよくわかりませんが、ここ1ヶ月で起こった不思議な変化です。

輪をかけて健康になった

今までも死ぬほど健康でしたが、酒をやめてから輪をかけて健康になりました。

持病の頭痛が出たので頭痛外来に行ったところ「念のため血液検査しておきましょう」と言われたので、受けてみたところオール標準値でした。

いや、今までも標準値だったんですが、今回はすべての数値が標準値の真ん中らへんでした。これまでは不摂生続きで健康診断受けたりすると、標準は標準でも、標準の土俵際まで追い込まれていたことがありました。

健康って素晴らしい!頭痛いけど。

夜の日課に精がでるようになった

「朝の日課」という言葉はよく聞きますが、「夜の日課」という言葉はあまり聞きません。勝手な解釈ですが、夜は酔っ払ってる人が多いから夜に日課を設けても続かないのでしょう。僕もそうでした。

ところがどっこい、お酒をやめたら夜の日課が続く続く。なにせ酔っ払ってないですからね。

表紙のインパクトから、不摂生界隈ではもっぱらウワサの本「ベターっと開脚」を参考にして、毎日ストレッチをこなしています。


この本、ちゃんとやるとマジで効果が出ます。股関節ガッチガチだった僕も、開脚した状態で両肘をラクに地面につけることができるようになりました。

調子に乗って夜の日課に体幹トレーニングも導入しようかと考えています。

酔っ払ってないし、何より午前2〜4時に帰宅したりすることが減ったので、夜の時間をたっぷり使えて最高です。
 

とはいえ、また飲むと思う

僕の場合、お酒を飲むと頭痛が出るのは期間限定なので、しばらくしたらお酒を飲んでも平気なようになります。

これだけさまざまなメリットを挙げておいてなんですが、飲めるようになったらまたシコタマ飲むと思います。

近い未来、酔っ払ってる自分がこのブログを読んで「ぐぬう」となってもらえるように、自戒の念も込めてペンを執ったのでした。
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