尾道の名物ゲストハウス「あなごのねどこ」でのヘルパーのお仕事を徹底紹介
僕が住み着いている尾道の「あなごのねどこ」は古民家をDIYで再生して作った昔ながらの”実家”のようなゲストハウスです。
住み着いているってのはどういうことかというと、ゲストハウスの「ヘルパー」として居座らせてもらっているのです。
ゲストハウスの文化として、ヘルパーとして住み着くかわりにゲストハウスの仕事を手伝うのが一般的だったりするんです。
ヘルパーをやる人に多いのは、仕事を辞めてリフレッシュするとか、旅人が羽を休めるためにとか、そんな理由が多いようです。
では、あなごのねどこのヘルパー生活がどんな感じなのか、仕事内容を紹介します。
AM8:00 ゲストに朝ごはん提供&朝のまかない
まず、朝イチの仕事はこれです。あなごのねどこには併設されているカフェ「あくびカフェー」があります。朝はここでゲストに対して朝ごはんを提供しています。
画像参照 http://anago.onomichisaisei.com/?page_id=446
カフェの内装は昔の学校みたい。
朝ごはんは和食と洋食が選べて、これは洋食。
尾道の「ねこの手パン」の食パンと、「クラシコ」というコーヒー屋さんで仕入れたコーヒーです。
(ちなみに和食は普通のおにぎりとみそ汁)
ヘルパーは朝食を作ったり、食器を片付けたりします。飲食店のバイトの簡易的なやつってイメージでOK。
朝ごはんの提供がひと段落ついたらヘルパーのまかないです。
朝のまかないは大体ご飯です。かなり質素。
僕は勝手にふりかけとか生卵とか納豆を持ち込んで味にバラエティを持たせて飽きない工夫をしています。(画像ではゆかりをかけています)
朝ごはんが済んだらカフェを掃除します。ほうきがけとモップがけ。
AM10:00 ゲストハウス掃除
朝ごはんが済んだらゲストハウスを掃除します。
台所ではゴミを捨てたり、タオルを洗濯したり。シンクを洗ったり。
足りないものがあれば補給。
とまあ、このくらいです。
これを基本的にはヘルパー2人でこなします。女性だと布団を干すのがちょっと労働かもしれませんが、やることはそんなに多くありません。
PM0:00~1:00 終了&昼のまかない
昼には仕事は終わります。よっぽど忙しかったりすると1時を回ったりするかもしれませんが、大体昼に終わります。
そしてお待ちかねの昼のまかないです。
なお、まかないは昼or夜で選べます。その日の都合によって、カフェのスタッフさんにお願いしておけば食事にありつけます。
(昼はカフェが混んで忙しいので、遅くなっちゃう場合あり)
昼は豪華だし美味しいです。カフェのランチタイムのメニューをそのまま出してもらえることが多いです。栄養バランスもいいし、味もGood!!
メインもさることながら、副菜の美味しさが素晴らしいです。
昼のまかないはシコタマ撮りためているので、別途ブログで紹介しようかなぁ。
よくある質問
休みは?
→週休二日(木金)です
給料出ないの?
→でないです。ゲストハウスによっては出るところもあるらしい(逆にまかない無しって場合もあるらしい)
ヘルパーはどこに寝泊まりしてるの?
→ヘルパー専用の個室があります。ボロボロですけど
英語できないとやばい?
→日本語できない方はたまに来ます。僕は英語しゃべれませんが、今の所困ってません
お風呂どうしてるの?
→あなごのねどこにお風呂は無く、シャワールームがあるだけです。たまに近所の温泉とか銭湯も行きます
キッチンや居間はゲストと共用?
→はい。ゲストとの交流も楽しみの一つです
午後はまるまる自由時間
お手伝いが終わればあとは自由時間なので、午後はまるまる遊べます。
尾道には娯楽が少ないですが、裏を返せば娯楽に誘惑されることなく読書や散歩や趣味に打ち込める時間です。僕は人生でこんなにたっぷり自由時間があったことがないので、非常に新鮮な毎日を送っています。
豆知識としてはあなごのねどこにはヘルパー用のチャリがあります。地味に駅から遠いので、嬉しい福利厚生です。ちなみに洗濯機と乾燥機も使えます。
さーて、今日はどこに出かけようかなー。
ま、毎日図書館に入り浸ってるろ剣読んでるんですけどね(雑なオチ