最近のソシャゲに対して思うところがあるので、ゲーム好きとして書き残しておこうかと。

思い返せば1990年代〜2000年代と、僕の学生時代はゲーム漬けでした。特にドラゴンクエストとファイナルファンタジーのナンバリングタイトルは発売すれば即購入、というノリ。

そして社会人になってソシャゲも好きになりました。好きが高じて数年前はソシャゲの開発・運営に携わったりもしていました。

今、売上ランキングに名を連ねるようなソシャゲはすごいです。スキがない。売れるべくして売れています。

業界的には「IPモノ」っていうんでしょうか、有名なキャラクターを使ったソシャゲ。この手のアプリも星の数ほどリリースされました。僕もDQやFFのキャラクターが登場するゲームが話題になるとやっぱり気になります。

そう、名作ゲームの歴代キャラ大集合的なヤツに弱いんです。ハイ。

どの辺が優秀なのかは頭でっかちなブログで解説してるでしょうから割愛します。超簡潔にいうと、長年PDCAが回されていた「ゲーム部分の面白さ／気持ちよさ」と「ゲームバランス」がかなり正解に近づいたってことだと思います。

いちおうプレイデータをば

参考までに僕のプレイデータをば。ちなみにいずれも無課金です。

2016年末に始めた星ドラはやっと上級職にたどり着いたくらい。ガチャ運良かった。

ディシディアはまだ始めて数日。FF7好きだからクラウドばっかり育ててみた。

FEヒーローズはガチャ運良いものの、デッキとしてバランス悪いので苦戦中。

とまあ、ディシディア以外はそこそこの時間を費やしてやり込んだんですが、もう飽きちゃいました。

まあ、ゲーム自体は面白いし、気持ちいいのでなんとなくプレイしちゃったりするんですが、もう気持ちが切れました。

映画を観るようなストーリー性が無い

気持ちが切れた理由はひとつだけで、異空間から召喚される歴代キャラをこれ以上見たくないからです。

異空間とか言い出しちゃうと、もうストーリーもクソもないんです。僕にとってRPGの醍醐味は映画を観るようなストーリー性を味わうことですから。ごちゃ混ぜになるとキャラの個性も消えます。

だから、バーバラに「私は元の世界では存在していない気がするの」とか言わないでほしい。パラレルワールドのハシゴしすぎ。

だから、3頭身のヴァンとホープに共存して欲しくない。近々ここにティーダが追加されると思うとホストクラブですやん。

ファイアーエムブレムはプレイしたことないんでわからんっす。子供チキと大人チキって共存してて平気なんすかね？

ナンバリングタイトルをスマホで出してほしい

ちょっとグチっぽくなりましたが、あくまで個人的に「異空間」に対してウンザリしているだけです。お世辞抜きでこれらのゲームは現状のソシャゲの最終到達点だと思っています。

端末が進化して、通信環境が進化して、かつてはポチポチゲーと揶揄されたソシャゲも、パッと見はコンシューマゲーム並みにリッチになりました。

ここからはスクエニだけに関する話ですが、ナンバリングタイトルの新作をぜひスマホで出してほしいです。ガチャ主体のソシャゲ時代に終止符を打つのはスクエニだと思っています。オープンワールドで、独自の世界観で、なおかつサプライズのあるマネタイズモデルで。

スクエニはスマホ向けに「ケイオスリングス」シリーズや、「星葬ドラグニル」といったチャレンジングなマネタイズモデルの良作をリリースしています。勝手な想像ですが、これらのタイトルは社内的に「ケイオスかドラグニルが成功すれば、DQかFFのナンバリングタイトルをスマホで出そう」という検討の意味もあったんだと思っています。しかし”成功未満”という社内評価だったため、今日までDQ＆FFのナンバリングタイトルはスマホでリリースされていない。

広瀬すずちゃんとか大原櫻子ちゃんみたいなSUPER STUDENTは「初めて触れるゲーム機がスマホ」である場合が多いでしょう。クラスの話題がソシャゲとマイクラに独占されるのも時代の流れ…と言えばそれまでですが、「DQ12どこまで進んだ？」「俺はFF16が忙しくて」なんて会話をスマホ片手にしててくれたら、おじさん胸熱です。

SUPER STUDENTぺろぺろ（雑なオチ