尾道のゲストハウス「あなごのねどこ」を余すことなく紹介します
尾道のゲストハウス「あなごのねどこ」で住み込みの手伝い(ヘルパー)をしている久野です。
NPO法人である「尾道空き家再生プロジェクト(通称「空きP」)」の方々がDIYで作り上げたこの素敵な空間を紹介して行きたいと思います。
尾道空き家再生プロジェクトホームページ
そもそも「あなごのねどこ」とは?
長っぽそい建物のことを「うなぎの寝床」なんて表現しますが、それに尾道名物の穴子を引っ掛けて「あなごのねどこ」というネーミングになったそうです。
本当に長っぽそいですよね。
共有スペース(サロン)
ゲストハウスの醍醐味といえば共有スペースです。あなごのねどこではサロンと呼ばれています。
まず、サロンの暖簾をくぐると番台がお出迎え。ここでチェックインをします。
ここはリビング。冬場はコタツがあります。徹底してレトロな空間です。
リビングにはちょっとした縁側もありまして、風情ある中庭が楽しめます。
こっちは台所。自由に使えて一通りの道具も揃っているので、自炊もできます。
あなごのねどこにはお風呂がありません。その代わりにシャワーは使えます。
近所には温泉や銭湯があるので、お湯に浸かりたい場合はサクッと歩いて向かえばOK。
客室(ドミトリー)
あなごのねどこはドミトリータイプと大部屋タイプの部屋を取り揃えております。
窓を開けて見ると、入り口の門にある看板の一部が間近に見えます。
客室(大部屋)
大部屋は二つありまして、だいたい2〜4人ずつ泊まれます。大部屋二つを繋げることもできて、びっしり布団を敷けば最大で8人くらいは泊まれるスペースになります。
あくびカフェー
あなごのねどこの入り口には「あくびカフェー」というカフェがあります。
概要はこんな感じ。
商店街に面する「あくびカフェー」は旅と学校をテーマにしたレトロ喫茶兼交流スペースです。
お昼は本格牛すじカレーライスやシャレオツサンドイッチなどの軽食、専属パティシエが作る日替わりスイーツを取り揃え、夜はビールや梅酒、カクテル片手に会話が弾む空間を作りました。自慢の珈琲は、尾道の珈琲豆焙煎問屋「Classico」のスペシャルティコーヒーを、あくびカフェーのエスプレッソ用に焙煎深度をオーダーしたものを使っています。
あくびカフェーホームページより
こちらもレトロ。静かで落ち着く空間です。(wifi完備)
あくびカフェーホームページより
学校のような、食堂のような。不思議な空間。
本当音楽の店「紙片」
あなごのねどこの長〜い廊下を抜けて突き当たると広がる不思議な空間が「紙片」です。
まさに異空間といった雰囲気のお店です。足を踏み入れればきっと「あなたに買ってもらいたがってるモノ」が見つかると思います。
店主のお兄さん自体もふんわりしていて世界観を強く演出する一部になっているのがまた、いとをかし。
尾道に来たらぜひ「あなごのねどこ」へ
余すことなくあなごのねどこを紹介できたと思います。
ゲストハウス初心者も、ゲストハウスヘビーユーザーも満足してくれるので、ヘルパーとしても鼻が高い限りです。
尾道は観光客もぐんぐん増えて、ブームとなりつつあるようです。龍が如く6の舞台も尾道になっているくらいで、ますます人気が出そうな予感。
何かの折に尾道へ立ち寄る機会があればぜひ、あなごのねどこへお立ち寄りくださいませ。
関連記事:1分でわかる尾道の魅力 ~山と海と自転車と猫の街~