壁ドンしてくれる大家さんは好きだけど、やはり東京の家賃は高すぎる問題
年明けすぐに二回目の家賃の更新がひかえており、「そもそも更新料ってなんなんだよ!」というスパイシー(香辛料と更新料)な怒りが心にフツフツと湧いてくるわけですね。
二回目の家賃更新ということは4年くらいこの家に住んだんだなーとしみじみ思います。
我が家の構造はただのアパートとは違って、このタイプを何と呼ぶのか知らないけど、とりあえずこの壁の向こう、このカレンダーの裏っかわはもう大家さんの家なのです。
大家さんの家に、僕が住んでる101号室がめり込んでるといいますか、わかりますよね。
大家さんとはほとんど話したことはないのですが、このベニヤ板の向こうから漏れ聞こえる生活の音や話し声などから、とても優しくて品のある人なのだろうな、という印象が良く伝わってきました。
優しい壁ドン
そんな上品な大家さんにも一度だけ怒られたというか、たしなめられたことがありました。
かつて夜中に、ちょっとのっぴきならない事情で僕がドタバタと大暴れしており、それはそれはどう考えても大家さんからのクレームは免れない程度のドタバタっぷりでした。
そんな時、大家さんは怒鳴り込んで来るわけでもなく、どうしたかというと
ベニヤの向こうから壁を「コン、コン」と優しくノックだけしたのでした。
上品に諭された僕は心底恥ずかしくなり、のっぴきならない事情もそこそこにしてすぐさま大暴れをやめました。
このように、僕にとって大家さんは北風と太陽でいうところの太陽のような存在でした。
でも家は出ます。家賃高いし。
大家さんの人格はリスペクトしていますし、この家も4年住んだくらいなのでとても居心地の良さを感じています。
が、家は出ようと思っています。やっぱり東京の家賃は高い。
僕も最近まで知らなかったんですが、まともに東京の家賃を払わないでも都内でお得に住める面白い賃貸サービスがいろいろあります。
例えばシェアハウス物件を紹介しているサークルクラブの制度はユニークで、一般的なシェアハウスの共有スペースとは別に、サークルクラブで部屋を借りている人なら誰でも使える会員専用サロンが利用できます。
しかも23区メインで物件が紹介されていて、家賃3万円代のものもゴロゴロあります。
あと、ちょっとトリッキーですが民泊物件.comもすごいサービスです。
ここで紹介されている物件は全て転貸可能な物件、つまり、長期で家を空けることがある場合にAirbnbなどで民泊ビジネスに利用できる許可を得ている物件なんです。
仕事柄、数ヶ月単位で家を空けるようなことがある人は家賃がムダにならず、むしろ民泊ビジネスとして利用できるからお得ですよね。
「敷金礼金は払うもんだ」とか 「東京は家賃が高いのは当たり前」とか、そういう考え方はあくまでもお金持ちや上昇志向の野心家の考えです。
人並みの給料の人にとって、東京の家賃ってQOLを下げる要因の最たるものです。周りを気にせず、自分に合ったライフスタイルを見つけて幸せになろうよ。
親戚にマイケルジャクソンがいれば更新料くらい余裕で払えるのにな〜(雑なオチ