【移住の聖地】「駅前のバル」を知るは糸島を知ることナリ ピンチョス200円に込められた引き算レシピの極意


移住が活発な地域、糸島を訪問中です。

糸島の玄関口である駅「筑前前原」の駅の本当に目の前にある駅前のバルに行って来ました。
貧乏旅ではありますが、どうしても来てみたかったお店。

駅前のバル facebookページ
https://www.facebook.com/ekimaenobaru/


この通り、本当に駅前のバルです。



LINE
清潔な店内がぼんやりと駅前に浮かび上がっています。

LINE

LINE
こんな可愛らしい看板たちも出迎えてくれます。

LINE
店内はカウンターメインの15席くらいかな。メニューは黒板に書いてある日替わり。

LINE
地元で採れた食材を使っています。いずれもリーズナブル。
この日のメニューは海鮮が多かったですが、肉料理、ジビエが並ぶ日もあるそうです。

LINE
なんと言っても目を引くのはピンチョス。なんと一皿200円。3種盛り500円、5種盛り800円と、めちゃりんこお得感あります。

おまかせで頼んだ3種盛りは、サツマイモのサラダ。ナスと唐辛子のオイル漬け、人参のサラダ。
ピンチョスに限らず言えるのですが、地元の素材を活かすために徹底的に「引き算」の料理をしていると感じました

いずれの食材も絶品なので、ミニマムな味付けでも香りがいいし味が濃い。

LINE
「バゲットに何か塗りたい」とオーダーしたらこんな素敵なものが。手前からイチジクのジャム、鳥レバーペースト、カリフラワーと生ハムのペースト、白身魚のリエット。

特にカリフラワーは驚きでした。すりつぶすことで風味がよく出るし、甘みが強くてパンとの相性バッチリ。

LINE
旬の魚のカルパッチョ。この日は太刀魚、さわらの炙り、マグロの子供(なんて名前か忘れた)。魚の味が三者三様でいずれも歯ごたえがよく、香りがそれぞれ違います。

上に乗ってる葉っぱ類との相性も良く、歯ごたえと香りが絡み合って「ああ、糸島でしか食べられない味なんだなあ」としみじみ噛みしめました。

LINE
この日のラストはイカスミのパエリア。これは本当に引き算の極み。

スペイン料理屋で食べるパエリアは「オレはスペインからやってきたぞ」という主張を感じますが、このパエリアは良い意味で何料理なのかわからない

イカ、野菜、米が互いの良い部分をちょっとずつ分け合って、自分が一番輝ける味に変身している。

月並みに白ワインが合うのかなーとも思ったのですが、味にスペインっぽい主張がないので日本酒をチョイスしてみまたところ、これが合う合う。

てなわけで、無職の放浪旅にしては散財してしまったわけですが、職についてる人にとってはとってもリーズナブルな料金設定です。

ピンチョス3種とスパークリングだけ引っ掛けてるお客さんもいたくらいでとてもカジュアルだし、人気の理由もうなずけます。

移住をお考えの方、糸島に興味のある方はぜひとも駅前のバルにお越しくださいませ。糸島の良さがギュギュッと体験できますよ。

駅前のバル facebookページ
https://www.facebook.com/ekimaenobaru/

こっそりパエリアをポケットに入れて翌日の朝ごはんにしたかったなあ(雑なオチ